インタビュー記事

【ミズノチャンピオンシップMVP】前橋育英高校サッカー部1年 松下歩夢選手インタビュー

強さ養い、貢献できる選手に MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16ルーキーリーグMVP 前橋育英高校 松下歩夢選手インタビュー

2024年12月14日から16日までの3日間に渡って開催された2024 MIZUNO CHAMPIONSHIP U-16ルーキーリーグ。
大会MVPに輝いたのは同大会優勝チームである前橋育英高校サッカー部14番の松下歩夢選手。

今大会を通じて何を感じ、これからどのような未来を描いているのか。
大会終了後の1月のオンラインインタビューで、その想いに迫りました。(インタビューはzoomで行われました。)

お話を聞いた人

前橋育英高校サッカー部 1年生 14番 松下歩夢選手(MF/ 出身チーム JFAアカデミー福島EAST U-15)
ミズノチャンピオンシップ2025MVP

状況に応じたゲームメイクを意識

ーーーミズノチャンピオンシップ優勝、そしてMVPの受賞おめでとうございます。公式サイトに掲載のアンケートに「プレースタイル・得意なプレーとして「ゲームメイク 右足のキック」と答えてくださいました。こちらに関して、ミズノチャンピオンシップ全国大会の中では活かせましたか?

前橋育英高校サッカー部 松下歩夢選手(以下、松下)
ありがとうございます。
ゲームメイクは試合の中でも状況に合わせて、早く攻めたほうがいいのか繋いでリズム作ったほうがいいのか、自分で判断してできたと思います。
ただ、もっといい判断ができた場面もあったかなと反省もあります。緊張だったり相手の強さでいい判断が難しかった場面もありました。

ーーー前橋育英高校といえば、14番が伝統の番号ですよね。ミズノチャンピオンシップの時は、松下選手が、14番でした。全国大会で14番をつけてプレーしてみてどう感じましたか?

松下
やっぱり伝統ある番号なので、責任感はすごく感じましたし、プレーに対する姿勢も変わったと思います。
前橋育英の14番といえば、「アグレッシブに激しく戦ってチームを勝たせる選手」というイメージがあるので、そこは特に意識してプレーしました。

ーーー今大会を通して、印象に残った選手はいますか?

松下
対戦したチームの中で特に印象に残ったのは尚志高校の若林選手(尚志高校1年 若林衣武希選手)です。
ドリブルが上手くて、判断も速いし、プレーのアイデアがすごいなと思いました。

チームメイトの中では立石選手(前橋育英高校1年 立石陽向選手)の活躍が印象に残っています。

立石選手は後半から入ることが多い選手なんですけど、その中で必ず点を取ったり、チャンスを作ったりして、毎試合相手の脅威になっていたので、仲間からしたら本当にありがたい存在でした。
関東ルーキーリーグでは得点王になっているので、やっぱりすごい選手だなと改めて感じました。

選手権に向けての目標
強さ養い、貢献できる選手に

ーーー閉会式では中村憲剛さんが特別プレゼンターとして「2年後じゃない、今年来年に選手権に絡むという気持ちでやってほしい」と話されました。どんなことを感じましたか?

松下
できるだけ早くトップチームに関われるように自分でも意識していたので尚更早くトップに上がりたいと思いました。
ミズノチャンピオンシップが終わると、すぐに1年生というカテゴリーを解散して新チームが始まりました。

ーーー今年、前橋育英高校は高校サッカー選手権で優勝しましたね。先輩たちの姿を見て、どんなことを感じましたか?

松下
今年の選手権はスタンドから応援していましたが、まず単純に、ピッチで戦う先輩たちがかっこよかったです。
今まで自分たちがやってきた大会とは全然雰囲気が違って、1つのプレーでスタジアム全体が沸いたりして。
3年生にとって選手権は3年間の集大成としての戦いです。自分も残り2年間で誰よりも努力して、成長したいと思っています。シーズンを通して強くならないと、あの舞台には立てないので。
普段の練習は1日2時間くらいですが、それ以外の時間をどう使うか。どれだけ サッカーに費やせるか、生活の部分でもどれだけサッカーに繋がることができるのか。そこで周りと差がつくと思っているので、時間を有効活用したいです。

ーーーチームの中でも、時間の使い方を大切にする話はよく出ますか?

松下
監督やコーチからも言われますし、先輩たちを見ていても本当に意識が高いなと思います。
練習が終わった後も、自主練をする選手や筋トレをする選手がいて、みんな限られた時間の中でしっかりやっている。そういう姿を見て、もっと自分もやらないと、と思わされます。

ーーー目標にしている先輩はいますか?

松下
キャプテンの石井陽さん(前橋育英高校 3年石井陽選手)です。
プレーの面でも、チームをまとめる力でも、キャプテンシーがすごくて。球際の強さ、セカンドボールの回収、キックの精度、どれをとってもチームの中心でした。
先輩たちの練習の雰囲気もすごく良くて、強度も高い。声がしっかり出ていて、活気があるんです。そういう姿勢を間近で見られるのは、すごく勉強になります。

特徴磨き、課題を武器に変えたい

ーーー松下選手の高校サッカーでの今後の目標を教えてください。

松下
最終的な目標は選手権優勝です。
でもまずはトップチームの競争があるので、そこに食い込んで、しっかり関われるように努力していきたいです。
自分の特徴はゲームメイクや足元の技術、キックの精度だと思っています。ただ、フィジカル面ではまだ課題があるので、そこを筋トレとかで克服して、逆に武器にしていけたらいいなと思っています。

ーーー将来的にはどんなサッカー選手になりたいですか?

松下
海外でプレーしたいです。
最終的な目標は、日本代表になってワールドカップで活躍すること。
そのためにもまずは結果を出して、代表に選ばれるように頑張っていきたいです。

最後に

ゲームメイクとキックの精度を武器に大会を戦い、見事MVPに輝いた松下選手。
大会で対戦した選手への印象、先輩たちへの想い、松下選手が話す言葉のひとつひとつに素直さや向上心の高さがうかがい知れました。

課題に向き合い自らを鍛えたいという選手権への思い。
今後ますますの活躍が期待できる力強さを感じました。

松下選手、インタビューありがとうございました。
今後益々の活躍を期待しています!

ミズノチャンピオンシップHPはこちら

関東U-16ルーキーリーグHPはこちら

 

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